コラム

今月も正しい歩き方についてお話します。正しい歩き方をする上で、「足首の柔軟性」も重要な要素です。

11月のコラムでご紹介の通り、歩くときは足をかかとから地面につけるのですが、足首がかたいと、足先が十分に曲がらず、つまずきや他の部分への負担の原因になります。足首の柔軟性をしっかり確保しておかないと、特に走り方・とび方に影響が出てきます。

足首の柔軟性がどの程度かわからない場合、下の図を参考に「しゃがみこみテスト」を実施してみましょう。しゃがめなかったり、かかとが浮いてしまったりすると「足首がかたい」ということになります。せっかく良いシューズを選んで買っても、足首のコンディショニングが低下していたら意味がありませんので、普段からしっかり足首を回したりして柔軟性を高めていくことを心がけましょう!

【足首の柔軟性テスト】

やり方
1.左右の足を腰の幅と同じくらいに開き、まっすぐ立ちます。
2.手を前に出して、かかとが上がらないようにしてしゃがむ。
<かかとが上がらずにしゃがめる場合、難易度アップ>
3.手を体の横にたらしたまま、かかとが上がらないようにしゃがむ。
4.手を後ろに組んだまま、かかとが上がらないようにしゃがむ。

UNLIMITIV

【コラム執筆者】
株式会社ウィンゲート代表・スポーツトレーナー 遠山健太氏

プロフィール:ワシントン州立大学教育学部卒業。専門はジュニアアスリートのトレーニング指導と体力測定・評価。
現在は子どもの運動教室の運営とトレーナーの育成を中心に活動しており、日本フットウェア技術協会の理事として靴の正しい履き方・選び方などの教育・啓蒙も行なっている。NSCA認定CSCSの資格を保有。

掲載日:2020.12.22

一覧に戻る

ページトップへ戻る